「クレジットカードを作りたいけど、過去の金融事故や延滞で審査に通らない…」
そんな悩みを抱えている人に注目されているのが Nexusカード です。
この記事では、Nexusカードの特徴やメリット・デメリットに加えて、実際に利用するのに向いている人像、さらに他社カードとの比較を通じて「選ぶ価値があるのか」を詳しく解説します。
Nexusカードとは?

Nexusカードは、株式会社Nexusが発行するクレジットカードで、特に「審査の間口が広い」ことが特徴の一つです。
一般的なクレジットカードは、申込時に信用情報機関へ照会が行われ、過去の延滞や金融事故があると審査落ちになることがほとんどです。ところがNexusカードは、信用情報に傷があっても発行されやすいという点で注目されています。
その背景には「誰もが金融サービスを利用できる社会を目指す」という理念があり、過去の事情でクレジットカードを持てない人に対してもチャンスを提供しているのです。
Nexusカードの基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
発行会社 | 株式会社Nexus |
年会費 | 1,375円(税込) |
発行手数料 | 550円(税込) |
国際ブランド | Mastercard |
還元率 | 0.5% |
支払い方法 | 口座引き落とし(リボ・分割不可、1回払いのみ) |
ETCカード | 発行可 |
家族カード | なし |
Nexusカードのメリット

1. 信用情報に不安があっても申し込み可能
最大のメリットはやはり 審査通過のハードルが低い ことです。
過去に延滞や債務整理を経験している人でも、Nexusカードであれば発行される可能性があります。
「ブラックリスト中でどのカードも通らなかったけど、Nexusカードは作れた」という口コミも見られ、再チャレンジを望む人にとって大きな助けとなります。
2. クレジットヒストリーの再構築に役立つ
一度傷ついた信用情報は、適切にクレジットカードを利用し続けることで回復可能です。
Nexusカードを利用して、毎月遅れずに支払いをすることで信用が積み重なり、将来的には他のゴールドカードや高還元カードの審査に通る可能性が高まります。
いわば「信用情報をリハビリするためのカード」といえるでしょう。
3. Mastercard加盟店で幅広く使える
国際ブランドはMastercardなので、国内外の幅広い加盟店で利用可能です。
デビットカードやプリペイドカードに比べても、利用できる店舗の幅が圧倒的に広く、日常生活からネットショッピングまで一枚で対応できます。
4. ETCカードも発行可能
高速道路の利用が多い人には嬉しいポイント。
ETCカードが発行できるので、現金精算の手間がなく、さらに利用履歴も明細で確認できるため経費精算にも便利です。
Nexusカードのデメリット

1. 年会費・発行手数料がかかる
通常のクレジットカードは「年会費無料」が主流ですが、NEXUSカードは 年会費1,375円+発行手数料550円 が必要です。
つまり初年度は1,925円のコストがかかる点は注意が必要です。
2. 還元率は0.5%と低め
一般的なクレジットカードの還元率が1.0%前後であるのに対し、Nexusカードは0.5%と控えめです。
「ポイントを効率よく貯めたい」という目的には不向きで、あくまで信用回復を目的とした利用に向いています。
3. 支払い方法が限定的
支払いは一括払いのみで、リボ払いや分割払いは不可。
柔軟な支払いをしたい人にとってはデメリットですが、逆に「計画的に使う習慣が身に付く」というメリットでもあります。
他社カードとの比較

では、Nexusカードと他の代表的なカードを比較してみましょう。
カード名 | 年会費 | 発行手数料 | 還元率 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
Nexusカード | 1,375円 | 550円 | 0.5% | 信用情報に傷があっても発行されやすい |
楽天カード | 無料 | 無料 | 1.0% | 楽天市場で高還元、初心者に人気 |
イオンカードセレクト | 無料 | 無料 | 0.5〜1.0% | イオン系列で割引や優待が豊富 |
三井住友カード(NL) | 無料 | 無料 | 0.5〜5.0%(コンビニ3社などで高還元) | タッチ決済対応、キャンペーン多数 |
アメリカン・エキスプレス グリーン | 13,200円 | 無料 | 1.0%〜 | ステータス性が高い、旅行関連に強い |
こうして見ると、Nexusカードは「コストの安さ」や「還元率」では楽天カードやイオンカードに劣ります。
しかし 信用情報に不安がある人でも発行されやすい という点では、他社カードと一線を画しています。
Nexusカードはどんな人に向いている?

- 過去に延滞や金融事故があり、他のカードに落ちてしまった人
- クレジットヒストリーを再構築したい人
- とにかく「まず1枚」クレジットカードを持ちたい人
- ETCカードを利用したいけれど他のカードで審査に落ちた人
こうした人には、Nexusカードが非常に役立ちます。
逆に「高還元率でお得にポイントを貯めたい」「年会費無料のカードがいい」という人には、楽天カードや三井住友カードNLなど他社カードを選んだ方が良いでしょう。
まとめ

Nexusカードは、一般的なクレジットカードと比べると「年会費がかかる」「還元率が低い」というデメリットがあります。
しかし、信用情報に不安がある人でも持てる可能性が高い という大きな強みがあり、まさに「再スタートのためのクレジットカード」と言えます。
✔ 信用情報に傷があっても発行されやすい
✔ クレヒス再構築に最適
✔Mastercardブランドで使いやすい
一方で「ポイント重視派」「コストを抑えたい派」には他社カードが適しています。
もしあなたが「これまでクレジットカードを持てなかったけれど、もう一度挑戦したい」と思っているなら、Nexusカードは強い味方になってくれるでしょう。
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