クレジットカードを選ぶときに多くの方が気にするのが「年会費」です
。年会費無料カードが多く存在する中で、あえて有料カードを選ぶ意味はあるのでしょうか。
Nexusカードは、初年度から年会費が発生するカード ですが、他のカードにはないメリットや特典が充実しています。本記事では、Nexusカードの年会費が本当に「高い」のかどうかを徹底的に解説し、コストに見合う価値があるのかを検証します。
Nexusカードの基本スペック

まずはNexusカードの基本情報を整理しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
カード名称 | Nexus Card(デポジット型クレジットカード) |
年会費 | 発行時手数料あり・年会費あり(詳細は公式で要確認) |
利用枠 | 5万円〜200万円(保証金=利用可能枠) |
支払い方法 | 1回払い・分割払いなど一般的なクレジットカードと同様 |
キャッシング機能 | なし |
ETCカード | 原則なし(別途準備が必要) |
返金制度 | 解約時、未払いがなければ保証金返金 |
一般的な年会費無料カードと比べると、確かに「維持コストがかかるカード」と言えます。
では、このコストにどのようなメリットが隠されているのでしょうか。
年会費1,375円は本当に高いのか?

年会費の相場と比較
年会費のあるクレジットカードは、次のように分類できます。
- 年会費無料:楽天カード、イオンカードなど
- 年会費1,000円〜3,000円程度:NEXUSカード、エポスカードゴールド(条件付き無料)など
- 年会費5,000円〜1万円:三井住友ゴールドカードなど
- 年会費1万円以上:プラチナカード・アメックスなど
こうして見ると、Nexusカードの年会費1,375円は「格安の有料カード」 に分類されます。
実質負担はさらに軽減可能
Nexusカードは、ポイント還元率が0.5%です。仮に年間30万円利用した場合、1,500円分のポイントが還元 されます。つまり、日常的にカードを利用していれば「実質的に年会費分は回収可能」です。
Nexusカードで得られる主なメリット

それでは、年会費を払ってでも得られるNexusカードのメリットを解説します。
1. 信頼性の高いカードブランド
Nexusカードは銀行系カードと同等の審査基準を持ち、社会的信用を示す1枚 として利用できます。
賃貸契約や携帯電話の分割購入など、クレジットヒストリーを積み上げたい人には有効です。
2. ショッピング保険が付帯
Nexusカードにはショッピング保険が付いており、カードで購入した商品が破損や盗難に遭った場合でも補償されます。
年会費無料カードでは付帯していないことも多く、1,375円の年会費で保険が利用できるのは大きなメリットです。
3. 分割払いやリボ払いに対応
生活の急な出費にも柔軟に対応できるよう、分割払いやリボ払いが利用可能です。もちろん計画的な利用が前提ですが、緊急時の支払い調整に役立ちます。
4. ETCカードの発行可能
高速道路の利用が多い方にとって、ETCカードが発行可能 なのは便利です。ETCカードも同時に年会費が発生するケースが多いですが、Nexusカードではリーズナブルに利用できます。
5. 安定したサポート体制
国内でのサポートが充実しており、万が一のトラブル時にも安心です。海外旅行保険こそ付帯していないものの、国内でのショッピング利用を重視する方には十分な体制です。
Nexusカードはどんな人に向いている?

Nexusカードの特徴から考えると、次のような方に向いています。
- クレジットカードを初めて作る方
- 安心できるカード会社で信用を積みたい方
- 年会費1,000円台なら支払ってもいいと考える方
- ショッピング保険やETCカードを利用したい方
- ポイントで少しでも年会費を回収したい方
特に「信用を築きたい若年層」や「年会費無料カードでは物足りない人」におすすめです。
年会費以上の価値を得るための使い方

「どうせ年会費を払うなら、しっかり元を取りたい」という方に、活用方法を紹介します。
日常生活の固定費をカード払いに
光熱費、スマホ代、サブスクなどの毎月の固定費をNEXUSカードで支払うだけで、自然と年間数万円〜数十万円の利用額になります。これによりポイント還元だけで年会費を上回ることが可能です。
ショッピング保険を活用
家電やガジェットを購入する際にNEXUSカードを使えば、購入後の万が一の破損や盗難にも安心です。「保険があるからこのカードで買う」という意識を持つことで、年会費以上の価値を得られます。
ETCカードでの利用
車をよく使う人なら、ETCカードの利用でもポイントを貯められます。通勤や旅行の際に役立つので、カードを持つメリットはさらに広がります。
他社カードとの比較

最後に、NEXUSカードと年会費無料カードの代表格「楽天カード」「イオンカード」と比較してみます。
項目 | NEXUSカード | 楽天カード | イオンカード |
---|---|---|---|
年会費 | 1,375円 | 無料 | 無料 |
還元率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% |
特典 | ショッピング保険・ETC | 楽天市場ポイント倍増 | イオングループ特典 |
信用度 | 高め | 高め | 普通 |
比較すると、楽天カードやイオンカードのほうが「ポイント還元」で優れています。しかし、NEXUSカードは
「信用力」の部分で差別化されているのが分かります。
まとめ

Nexusカードの年会費は1,375円。一見「有料カードだから高いのでは?」と思われがちですが、
- 年間30万円以上利用すればポイントで実質年会費を回収可能
- ショッピング保険やETCカードなど、無料カードにはない特典付き
- 信用を積みたい方や安心できるサポートを求める方に最適
という点から、コストに見合う十分なメリットがあるカード と言えます。
もし「無料カードで十分」という方には不要かもしれませんが、「少し年会費を払ってでも安心クレヒスを作りたい」という方にはおすすめです。
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